大人の探検ごっこ (アスキー新書 014) (アスキー新書 14)



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大人の探検ごっこ (アスキー新書 014) (アスキー新書 14)
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遊び心そそられる本

「山と渓谷」などの一般的な本とは異なり、内容に十分な遊び心があって
楽しく読めた。「探検する気持ち」は大人になると忘れてしまうが、子供
は本来誰でも持っているもの。それを久々に思い出させてくれた。

また、ふんだんにカラー写真が取り入れられいる所も気に入った。これが、
ケチって白黒写真だと一気にモチベーションが落ちてしまいます。
ただし、この本で紹介されているルートは一般的には向かないルートなの
で行くなら万全な注意が必要である。遭難しても知らないよ!
自分の中のヘミングウェイ

子供の頃、誰もが土管などに基地を作ったり、また近所の路地や山を探検して歩いたことだろう。この本はそんな誰もが昔子供時代にやっていたであろう探検ごっこを大人になってからもやってみようという一冊だ。
そういえば、ここ数年ブームが続いている「廃墟」、これも危険であるのを承知しながらも、何が起こるのか、何がその建物の中にあるのかをドキドキしながらも楽しむという遊びのひとつなのかもしれない。
この本では、そうした廃村なども紹介したり、クルマでは行けない山奥の駅などを探検して歩いている。地図も結構詳しいし、参考になるだろう。ただ、この本に載っている場所によっては本当に危険な場所もあるので、出来れば数人のグループで行動するか、もしくはこの本を読んでおくだけに留めておいた方が無難かもしれない。でも行ってみようという人はくれぐれも気を付けて!



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