甘く見ていた交通違反
日常的に行われている交通取締り。我々も無邪気に飲酒や無免許で運転してしまうが、本書はそんな違反を重ねるだけで交通刑務所に入れられてしまったエリート・サラリーマンの著者の体験談だ。読後、本当に自分ではなくてよかったと思えた。同時に、貴重な疑似体験をした気分になった。たかが交通違反で人生が狂ってしまうのである。 何でも自分で体験したがる私だが、これだけは勘弁と思った。まさに貴重な経験を買える本である。 飲酒や無免許で運転した事がある人は、絶対に読んだ方がいい。人生観が少し変わるかもしれない。
恒友出版
飲酒運転で犯罪者になった―実録交通刑務所 (新風舎文庫)
|